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​金華山 神鹿角切行事

​小さな島の小さな行事で地域に人を!

金華山 神鹿角切行事とは


日本では、金華山と奈良の春日大社だけでしか見ることができない「鹿の角切り」。

金華山での角切行事は、毎年10月に鹿角切場で行われ、多くの人が見物に集まります。
この行事は、当団体「鹿友華角会(ろくゆうかすみかい)」と
金華山黄金山神社の神職たちの

20人弱で行い連携プレーで1頭ずつ捕獲し、角を落としていきます。

 

なぜ鹿の角を切るの?


オスシカは発情期に入ると、落ち着きがなく攻撃的になります。

立派な角を持ち、神社境内付近で生活している人に慣れたシカは、

観光客にケガをさせてしまう恐れがあったり、鹿同士で傷つけあい重症を負うなどする為

人と鹿の安全の為、毎年10月にシカの角を切り落とします。

​鹿の角切りはショーではありません。

角切行事は一般公開しており毎年多くの観光客の方が観覧に訪れて頂き

その迫力に歓声が巻き起こりますが

角切行事は本来の意味では観光目的のイベントではありません。

角切行事を行う目的は発情期に入り気性の荒くなった

雄シカが誤ってほかのシカを角で傷つけてしまったり

人間に対して角で攻撃をしてしまうなどの事故を防止し、

‘‘鹿と人間‘‘ 双方にとって安全な金華山の環境を

守るために古くから行われてきた伝統行事です。

モットーは『鹿ファースト』

鹿はデリケートな生き物。過度なストレスや体力の消耗を感じると

体調を崩したり最悪の場合は命に係わることもあります。

金華山で行われる鹿の角切りでは、鹿に与えるダメージを最小限に

抑えるよう行事の取り組み方を常に『鹿ファースト』で考え角切りを行っています。

また、行事以外でも定期的に専門家との意見交換を行い鹿にとって

より安全な角切行事を目指しています。

古くより神鹿(しんろく)として大切に保護されてきた鹿。

これからも国内トップの技術力で鹿と人の双方にとって

​安心安全な金華山を守っていきます。

私たちのビジョン

すべては達成できる

当団体のプロジェクトは角切行事を執り行うことだけではありません。

震災から10年以上が経過しましたが島は全体をみても震災前の活気には程遠い現状です。

角切を通じて金華山に昔のような活気を呼び戻す。

​それが当団体のビジョンです。

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